待っていた人がいるのかどうか分かりませんが、続きです。
1年間の建築中、よくぞここまでキレずにがんばった、自分!と 思った矢先、やっぱり1回はやっとこうかと。 勝手に神棚を設置しただんな、すぐに撤去され、神棚は別の場所に 置かれた。 そういうところの柔軟性だけは、カンボジアの工事人には売るほどある。 神棚を取り去った後の壁は、もちろんペンキもはがれてぼろぼろ状態。 「きちんときれいにしてね」と工事人に伝えて、その日は終了。 その何日か後、もう一度跡を見ると、ぜんぜん全く現状修復が されていない様子。 だんなに「これ、もう直したの?」と聞いたところ、「1回やったけど、 きれいじゃないからもう一度直して、と言った」と言う。 その日もそれで終了。 さらに何日かたって、まだぜんぜんもとの状態に戻っていない。 周りの壁に比べて、明らかに色が違う。 「ねぇねぇ、これ、ぜんぜんきれいじゃないよ」とだんなに言うと、 「何回言ってもきれいにならないから、いいよ。後で私がやるよ」 キレましたね。 何で、工事人がいるのに、施工主が自らやらねばならないのか。 メージエン(工事責任者)呼んでこい!!!! そう叫んで、近くにある部屋の中に入って、まさにうずくまって泣きました。 これだけがきっかけじゃない。 取り付けたばかりのトイレを、自分たちが勝手に使い、使うだけならともかく 蓋を壊されたり。 タイルを敷いてから、何も養生をせずにペンキの缶を置いて、タイルにくっきりと ペンキの跡がついたり。 白い壁に、汚れた手の跡がばっちりつけられたり。 ありとあらゆる全てのことがどわーーーーーーっと思い出され、まさに悔し泣き状態。 やって来たメージエン、最初はだんながクメール語で話していたけれど、 私は部屋から飛び出して、 あんたらは、工事人としての責任感があるのか! こんな状態で私が満足すると思っているのか!!!! と日本語で怒鳴りました。 恐らくだんなも意味は理解せず、しかし、二人とも、私がものすごく怒っている ことだけは充分理解した。 その後、工事人たちが私を避けるとか、そういったことは一切ないのが またカンボジアらしいと言うか。 しかし、明らかに仕事のスピードはアップし、ようやく引っ越しとなりました。 結局壁はきれいに元通りになり(できるじゃんか!とまたここで怒る)、今では 来る人に「神棚跡事件」の名所として紹介しています。 この後、「坊主よ、お前もか」事件が続く。
by leng0914yuki
| 2013-04-09 19:43
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