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日本人学校体験入学

ある日、長女が突然言った。

「日本人学校に行きたい」

母は慌てた。




インターナショナルスクールは6月上旬には学期が終了し、長い休みに入る。
それを見越して、日本人学校が1学期終了までの間、「体験入学」という一時
受け入れをするということは知っていた。

しかし、いろいろな理由で、自分の子どもは入れさせようとは思っていなかったのだ。

(1)インターナショナルスクールのサマーコースに通ってもらおうと思ってたから。
休み期間中、英語に全く触れないのもなんだし、という理由。
(2)日本人学校は朝が早い。
(3)お弁当を作るのがめんどい。

うーん。こう書くと、ほぼ親の身勝手な自己都合ばかりだなぁ。
でもいいや、娘には黙っとけ!と、日本人学校という選択肢は知らせずに、インターが終わってから
2週間ばかり、違うインターのサマーコース(遊び中心)に通わせていた。

その2週間目が始まったばかりの頃、長女が突然、日本人学校通学希望宣言を出す。
な、なんで知ってんの!?とびっくりしたら、「●●ちゃんが、行ってるんだって。そしたら、
そこにはKちゃんも、Sくんも、Yくんもいるんだって。私も行きたい」
補習校の幼稚園時代からの竹馬の友の多くは、幼稚園が終了したら日本人学校に通い始めている。
仲良しさん達が行っているんだったら、それは行きたいことだろう。
しかしその時には「うーん、ちょっと考えるわ」と、即答を避けた。
これが1回目の談判。

2回目はその次の日くらい。
「ねぇ、考えた?」と娘から聞いてくる。ひええええ、覚えてんのか、執念深い!
「わかった、かあさん、ちょっと真剣に考えるから、少し待ってて。」
ということで、そっからようやく真剣に検討し始めた。

まずは経済的なこと。サマースクールより多少は高くつく。そしてお弁当作り。
避けたい気持ちは山々あったが、もともと親の勝手な都合で日本人学校のことを
教えてなかったという自覚もある。
英語とクメール語での教育を優先させたけれど、夏休みの一ヶ月くらい、日本の学校で
日本語で勉強するという体験は、やはりさせたほうがいい。日本に戻るよりも、よほど安上がりで済むし。

ということで、娘には「まずは学校に聞いてみて、いいよ、という返事だったら日本人学校へ
行きます。ダメだと言われたら、諦めてください」と伝え、学校のほうに連絡。
トントンと話は進み、その週の終わりには翌週から日本人学校へ通学することが確定となった。
ああ、日本語でやり取りできるって、素晴らしい!!!!

教科書や筆箱の準備をしていると、自分が小学生だった時をなんとなく思い出す。
(ランドセルじゃないんだけど)
娘はきっとインターとは違う経験をたくさんするだろう。

その結果、もし娘が「日本人学校にずっと通いたい」と言ったら。
それはまたその時だな。
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by leng0914yuki | 2016-06-28 19:28
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