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メンテナンス

奥歯がなんだがじわーんと痛いことに、1ヵ月前から気づいていた。
でも、気のせい気のせいとごまかすことにしていた。なぜなら、
カンボジアで歯医者に絶対行きたくなかったから。
ええ、信用してません。まったく。
だもんで、まったく確定はしていないけれど、来年日本へ一時
帰国する時まで、我慢しようと思っていた。

ところが。

こちらで発行されている日本語情報誌に朗報が!
なんと、日本人歯科医が、プノンペンにやって来た!

どうせ歯の治療は海外保険がきかないし、我慢することはない。
こっちで診てもらいましょう。
ということで、予約をして歯医者に行ってきました。






ドクターは女性で、電話の感じではとても感じがいい。
実際に、親身になっていろいろ症状を聞いてくれた。

医「どんな感じで痛いんですか?」
私「ツキーンという感じではなく、じわーっと、奥歯の方が」
医「はぁはぁ。奥歯の方が。歯が痛い?それとも歯茎?」
私「そう言われると、歯というよりは歯茎の方が痛い、という感じ
ですねぇ」
医「それって、顎関節症っぽいですねぇ。最近、何かストレスを
感じるようなこと、されてます?」
私「もうもうばっちり!今、育児中なんです!」
医「ああ、それは!」

おかげさまで、私の症状は虫歯ではなく、顎関節症の初期
だろうと診断されました。
これ、カンボジアのドクターに見せていたら、痛くもない歯を治療されていたに違いない。偏見か?

私の歯を見て、ドクターは「これは相当寝ている間に歯ぎしり
しているすりへり方をしていますよ」と言った。
確か、広島にいる間に行った歯医者にも同じことを言われ、
だんなにも指摘されたことがあるけれど、実際に痛くなった
ことはなく、まったく自覚症状なしだった。
それが、体に現れるようになったのだった。ああ、年なのねぇ。

ドクターも、ちょうど6か月のお子さんがいて、やっぱり高齢出産で、
実は難聴に悩まされているそうだ。
1月出産、2月にプノンペンへ下見、5月には引越しと、こちらもかなりの
ハードスケジュール。
「自分は『大丈夫!』と思っていても、ホルモンバランス
やらストレスやらで、身体の方が『休んでくれ!』と直訴している
んでしょうねぇ」と、お互い妙に慰め合ってしまった。

「放っておくと、よくないですよ」と言われ、なんとなーくある不調についても
医者に行って診てもらうことにした。
こちらも日本人ドクター。プノンペンよ、素晴らしい!

こうやって、医学の知識がある人に(なくてもいいんだけど)自分の
体調を話すだけでも、なんとなく気持ちがすっきりした。
そして、土曜日に会った二人のドクターは、治療方針もあるのだろうけど、
患者もそんなに多くなくて、時間をかけてゆっくり私の話を聞いてくれた
のも嬉しかった。

久々に、自分をメンテナンスした週末でした。
by leng0914yuki | 2010-08-23 19:41
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