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真夜中の出来事

顔本ではすでに公開しましたが、2014年2月22日土曜日、午前4時40分。
無事に次女を出産いたしました。
名前は、レイン和(なぎ)カニカ。
長女は私の父から字をもらったので、次女は母からもらいました。
まぁ、もっぱら「カニちゃん」と呼んでますが。

「カニカ」は、花の名前です。3月ちゃんに合わせて、2月ちゃんにするという
選択もあったけど、2月ちゃんはどうもあまり響きがよろしくない。
以前、どこかで見かけて「もしもう一人女の子が生まれたら、この名前が
いいなぁ」とぼんやり思っていたのが、実現しました。

Peace, harmony…とにかく元気に育ってください。







木曜日に、いわゆる「おしるし」らしきものがあり、3月ちゃんはそれがあった夜には生まれて
いたのだけれど、木曜日はどうも生まれる気配がない。
金曜日の午後は、どうしても仕事に行く必要が生じ、出勤。
特に問題も起こらず、ふつうにご飯を食べ、就寝。

夜中。腹が痛い。目が覚める。
しばらくして痛みが治まる。時計を見ると、11時半。
次の痛みが来る。時間は12時。すぐに治まる。
もしやこれは、陣痛?
隣で寝ているだんなに

ねぇ、もしかしたら、生まれるかも。

と言うと、寝ぼけているだんなは「ふーん」と言って、またすぐ寝てしまう。
まぁ、まだ30分間隔だから、すぐにどうこうというわけではないだろう。
しかし、その次くらいから、痛みの間隔が20分おきになる。
ありゃ、これは早いところ病院に行った方がいいかも。

あのー、病院行った方がいいと思う。

その言葉でようやく目が覚めただんな、義両親に電話をし、寝ている3月ちゃんの
面倒を見に来てもらい、入れ替わり、私たち夫婦は病院へ出発する。
真夜中なので、渋滞もなく、すぐに病院へ到着。
時間は2時。

内診を受け、「あと2時間くらいかかるかもね」と言われる。
病室へ入り、服を着替え、だんだん痛みと速度を増す陣痛にひいひい言う。
3月ちゃんの時もそうだったけれど、トイレに行きたい感覚が、どうも
一つの目安らしい。
トイレに行きたいんですけど、と言うと、病室のすぐ隣にある分娩室へ
連れて行かれる。

3月ちゃんの時は分娩台へ上がってからかなり早く生まれたけれど、
今回はここから結構長く感じられる。
早いところ、出てきてくれないかしら、と思い、何度目かの痛みの波に
見舞われていると、それまでのんびりしていた医者や看護師の動きがバタバタと
し始める。

はい、いきんで!

2回目か3回目のいきみで、次女が生まれた。
時間は午前4時40分。長い長いと感じたけど、結局2時間ちょっとで
生まれた。

3月ちゃんの時とは違い、生まれてからずっとおなかの上に赤ん坊を置いてくれる。
病室へ戻るのも、隣なので、歩いて戻る。
その後も大きな体調の変化もなく、カンボジアでの2度目の出産、無事に終了。
4泊5日の入院を終え、今は家に戻っています。
相変わらず、義母が大活躍してくれて、私の仕事は乳やりとおむつ替えくらい。

と全体的に見れば、特に問題もなく終わったカンボジア出産記。
しかしそうは問屋が卸さない。
ネタなのか?だから、こんなことが起こるのか?という出来事があった。
題して「勝手に摘出手術」。
次回、乞うご期待。
by leng0914yuki | 2014-02-27 19:20
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